「当時の私は幼かったですからね。その後、米国に留学し、3年ぶりに撮影したのが『怪しい彼女』です。たくさん人生を考えましたし、考え方の幅も広がりました。『怪しい彼女』の撮影を経て、私は間違いなく大人の女優としての一歩を踏み出すことができました」
本作では、ライブに臨んだオ・ドゥリが吹き替えなしで情感たっぷりに美しい歌声を披露した。8歳から13歳まで声楽を習っていたシムは「役立ちましたね」と手応えを感じ、歌うことへの欲も出てきた。「近くボーカルトレーニングを受けるんです。猛練習を積んで、もし機会があればアルバムを出したいな」。7月11日、全国公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:大橋純人/SANKEI EXPRESS)