印象派の仏画家、クロード・モネ(1840~1926年)の油絵「睡蓮(すいれん)」(07年)が5月6日、米ニューヨークで競売に掛けられ、2700万ドル(約27億4000万円)で落札された。AP通信が伝えた。
この作品は、“銅山王”と呼ばれた元米上院議員、ウィリアム・A・クラーク(1839~1925年)のコレクションの一部で、公の場に出たのは1926年以来という。この日はまた、スペインの芸術家、パブロ・ピカソ(1881から1973年)の「ドラ・マーラの肖像」(42年)に22億5000万円の値が付いた。(SANKEI EXPRESS)