米国初となる猫カフェ「Cat Cafe by Purina ONE」が4月24日から4日間限定で、ニューヨーク・マンハッタン南部にオープンした。英国でも、ロンドンの金融街の外れに3月下旬にオープンした猫カフェが大盛況で話題となったばかりで、猫人気に国境がないことを改めて印象付けた。
ニューヨークの猫カフェは食品大手ネスレのペットフードのブランド「ピュリナワン(Purina One)」が、猫の健康を見直すプロモーションの一環として企画した。初日には愛猫家たちが長蛇の列を作り、入店までに3時間も待つケースもあったという。
店内は衛生管理上の理由から、猫と遊ぶスペースと飲食専用のスペースに分けられている。猫と遊ぶスペースには、ソファやテーブルのほか、キャットタワーや猫用のおもちゃが置かれ、16匹の猫が自由気ままに戯れる姿が楽しめる。猫たちは人懐こく、中には客の膝の上に乗って昼寝を決め込む猫もいる。
ピュリナワンのキャンペーンの一環のため、飲食スペースでは、コーヒーや焼き菓子などすべての飲み物と食べ物が無料。猫の顔が描かれたラテアート「Cat’achino(キャタチーノ)」はかなりの人気メニューで、かわい過ぎて飲むのが惜しいという声も。