ニューヨーク。ピーター・パーカー(ガーフィールド)はスパイダーマンとして街の平和に貢献する一方で、恋人グウェン・ステイシー(ストーン)との交際はおろそかになり、2人の関係に亀裂が走り始めていた。そんなある日、幼なじみで巨大企業「オズコープ社」の御曹司であるハリー・オズボーン(デイン・デハーン)がニューヨークに戻ってきたことで、ピーターの運命が予期せぬ方向へと動きだす。時を前後して、オズコープ社の電気技師、マックス(ジェイミー・フォックス)が研究所内で起きた事故に巻き込まれて電気怪人「エレクトロ」に変貌し、スパイダーマンに戦いを挑む。
NYロケに興奮
ストーンにとって、全編ニューヨークで撮り下ろした今回の撮影は忘れ難いものとなったようだ。「多くの人が撮影現場に詰めかけたので、撮影はバリケードで人の流入を止めた状態で行われました。ちょっと怖かったですよ」。これに対し、ジェイミーは「誰もが好きなニューヨークですから、僕は歌をうたいたくなるくらい興奮しました。『今までで一番の強敵を演じたい』と思って、頑張りました」と鼻歌交じりに語った。