サイトマップ RSS

「百年の孤独」 ガルシア・マルケス氏死去 (3/3ページ)

2014.4.19 09:20

コロンビア・首都ボゴタ

コロンビア・首都ボゴタ【拡大】

  • メキシコ・首都メキシコ市

 作家の池沢夏樹さん(68)は、「こういうやり方があったのかとショックを与え、ラテンアメリカ文学ブームが始まって、中南米の文学が世界文学になった。作家はみな多かれ少なかれ、『百年の孤独』を読んだ体験をふまえて書いている」と話し、その死を惜しんだ。

 作品の翻訳を手がけた木村栄一・神戸市外大名誉教授は「物語を語るために生まれてきたような、本当の語り部だった」と悼んだ。

 ≪感銘受け焼酎の名前に≫

 ガルシア・マルケス氏の小説名から取った麦焼酎「百年の孤独」を製造する宮崎県高鍋町の「黒木本店」の黒木敏之社長(60)も「20世紀を代表する偉大な小説家。残念だ」と死を惜しんだ。

 1980年代にラテンアメリカ文学が話題になった際に、マルケス氏の小説に触れ感銘。85年に「百年の孤独」と名付けた麦焼酎を発売。黒木社長は「時代のうねりの中にあった気がする」と、しみじみと振り返った。(SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ