セブン-イレブン・ジャパンとJR西日本は3月27日、業務提携契約を締結し、北陸、近畿、中国地方などのJR駅構内の売店約500店をセブン-イレブンに切り替えると正式発表した。
コンビニの飽和状態が指摘される中、セブン-イレブンはJR駅の店舗網を取り込み、西日本で一気に規模拡大を図る。JR西はセブン-イレブンのブランド力を活用し、駅店舗の利用客を増やす。
セブン-イレブン・ジャパンの井阪隆一社長は大阪市で記者会見し、JR西の駅利用客が1日500万人に上ると指摘し「駅は生活の核。働く女性に便利と感じてもらうサービスを目指す」と強調した。
200億円伸び見込み
キヨスク約300店とコンビニ「ハート・イン」約200店をそれぞれ「セブン-イレブン キヨスク」「セブン-イレブン ハート・イン」に衣替えする。
まず6月上旬に京都駅に2店と、岡山駅、山口県の下関駅、新幹線の博多駅にそれぞれ1店を出す。5年間かけて切り替えを完了させる。