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「死の感染症」エボラ出血熱大流行か ギニア59人死亡、首都にも拡大 (1/3ページ)

2014.3.25 00:00

エボラ出血熱ウイルスの電子顕微鏡写真(パリのパスツール研究所提供)

エボラ出血熱ウイルスの電子顕微鏡写真(パリのパスツール研究所提供)【拡大】

  • ギニア・首都コナクリ

 西アフリカのギニアで、致死率が極めて高く、感染力も非常に強い「エボラ出血熱」が大流行の兆しを見せている。国連児童基金(ユニセフ)などによると、最初の感染者が発症したとみられる2月9日以降、80人が感染し、このうち子供3人を含む59人が死亡した。3月23日には、死者のうち2人が首都コナクリの住民だったことが判明。“死の感染症”が首都にも入り込んだことが分かり、パニックが起きている地域もあるという。

 隔離棟の設置開始

 フランス通信や英BBC放送、AP通信などによると、2月9日に最初の発症者を確認したが、仏リヨンの研究者のサンプル分析結果を受け、現地の保健当局が「エボラ出血熱」と発表した今月(3月)22日まで病名を特定できず、感染者が増えた。感染者はゲケドゥやマセンタといった南部の森林地帯に集中。現地の保健当局が患者の治療に当たっている。

壊滅的被害の恐れ

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