私は富士山が好きです。しかもかなり好きです。でも、登ったことはありません。それじゃたいして好きではないように聞こえるかも知れませんが、とても好きなんです。いずれ頂上からのご来光を拝みたいと思っております。何が好きって、やはり姿がいい。僕の中で何かを見てうっとりするものの中ではナンバーワンです。だからよく写真に撮ります。一番多いのは新幹線の中から。東海道新幹線の新富士駅を通過するあたりで見える富士山には興奮します。もちろん、毎回は見えません。仕事でよく新幹線移動をさせてもらうのですが、すっぽり雲に覆われてあんなに大きいのに少しも見えないなんてことはよくあります。ああ~今日はお休みか! じゃ~また今度ねぇ! こんな感じでハズレても「また見られるから…」と自分に言い聞かせガッカリしないように自分自身をコントロールしているわけです。だから最初のうちは、富士山見えたら縁起がいい!とか言ってましたが、それもやめました。だって見えない時は縁起が悪いみたいじゃないですか。こんなところで落ち込んでいたら、さぁーこれから独演会だという時は困ってしまいます。落ち込みながら落語は喋れません。だから見えても見えなくても平静を装います。でもですね! この写真のような富士山が眼下に現れたら大変です。テンション上がりまくりです。