続いて「この楽曲は一部の人のためではなく、われわれみんなに向けたラブソングです」との女性歌手、クイーン・ラティファ(43)の紹介でパフォーマンスがスタート。途中、客席の33組の列にライトが当たり、彼らが結婚指輪の交換を始めると大歓声が会場を覆った。
その直後、ステージに同性婚を支援するマドンナ(55)が登場、彼らの楽曲に合わせて自身のヒット曲「オープン・ユア・ハート」(1986年)で“心を開いて”と熱唱。ラティファが立会人の資格を持つことから、公式な結婚が認められた。
「われわれはみな同じだ/恐怖を脱ぎ捨てろ/その下には同じ愛がある/立ち上がる時が来た」と歌う彼らがグラミー賞の歴史を変えた瞬間だった。(SANKEI EXPRESS)