ソチ冬季五輪に出場する日本選手団の結団式が1月20日、秋篠宮ご夫妻をお迎えして東京都内で開かれ、夏季五輪も含め史上最年長の41歳で選手団主将を務めるノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(かさい・のりあき)選手(土屋ホーム)が「自覚と責任を持って大会に臨む。一人一人が不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で取り組んできたトレーニングとソチに向けた熱い思いをチームジャパンとして集結し、一意専心(いちいせんしん)、競技に挑む」と決意表明した。2大会連続で選手団長を務める日本スケート連盟の橋本聖子会長(49)は「2020年東京五輪開催が決まってから初の五輪。一丸となって活力ある日本を伝えてほしい」と話した。
長野超えを目標に
式典には新種目のスキー・ジャンプ女子で金メダルを狙う高梨沙羅選手(17)=クラレ=ら選手、役員126人が出席。団旗は日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(66)から橋本団長を経て、旗手を務めるカーリング女子の小笠原歩選手(35)=北海道銀行=に手渡された。