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阪神大震災から19年 神戸と南三陸 つながる商売人の思い (1/3ページ)

2014.1.18 08:00

兵庫県神戸市中央区の東遊園地で行われた「1・17のつどい」でろうそくに向かい手を合わせる子供=2014年1月17日早朝(土井繁孝撮影)

兵庫県神戸市中央区の東遊園地で行われた「1・17のつどい」でろうそくに向かい手を合わせる子供=2014年1月17日早朝(土井繁孝撮影)【拡大】

 6434人が亡くなった阪神大震災は1月17日、発生から19年が過ぎた。兵庫県内の各地で追悼行事があり、東日本大震災の被災者も参加、発生時刻の午前5時46分には共に黙祷(もくとう)し、犠牲者に祈りをささげた。震災は来年、20年の大きな節目で、教訓をあらためて検証する年になる。神戸市では震災経験のない住民が4割を超え、防災意識の低下や記憶の風化が一層懸念される。復興過程で得られた知恵を若い世代に伝えるとともに、広く発信する被災地神戸の責務は高まっている。

 東北の魚介類販売

 被災した兵庫県西宮市の谷文彦さん(50)は神戸市灘区で20年以上経営していたブティックを閉め、同じ場所に東北の魚介類を提供する飲食店「セルフィッシュ」を昨年(2013年)10月にオープンした。きっかけは東日本大震災で支援物資を送ったお礼に新鮮な海の幸を届けてくれた宮城県南三陸町の鮮魚店経営、三浦保志さん(59)との交流だった。「被災した街に残る」。別々の震災を経験した2人だが商売人としての思いは同じだ。

逃げ出さず復興 「商売人が出て行ったら街がだめになる」

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