【ソーシャル・イノベーションの現場から】
飲み物を買うと1本につき10円が寄付される社会貢献自動販売機「夢の貯金箱」。日本財団が2009年から全国的に展開し、昨年(2013年)12月に設置台数が2000台を超えた。この1月10日からは、寄付金の使い道を決める「ゆめちょ総選挙2014」が始まった。
購入者が使い道選択
この選挙は「夢の貯金箱」で飲み物を購入した人に、「いじめ」や「災害」など5つの社会課題の中から最も共感するものを1つ選んでもらい、自動販売機に張り出されたポスターに記載されているプロジェクトに投票をしてもらう仕組み。それぞれの社会課題の背景や課題解決のための計画、寄付金の使い道は特設サイトで紹介している。選挙期間は今月(1月)30日までで、得票数の多いプロジェクトに寄付金が活用される。