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もがいている最中。でも嫌じゃない 舞台「冬眠する熊に添い寝してごらん」 上田竜也さんインタビュー (1/4ページ)

2014.1.6 15:30

 ロマンチックだが、ぞっとする。そんな響きを持つタイトルだ。人間と自然との“力関係”に哲学的な問いを投げかけるような、骨太でスケールの大きな物語を、小説界の鬼才、古川日出男が書き下ろした。これを蜷川幸雄が演出し、軸となる多根彦(たねひこ)を、人気アイドルグループ「KAT-TUN」の上田竜也(30)が演じる。

 抜擢といっていいだろう。蜷川に「個性が強い、暴れ馬」と評された。当人は「最初はプレッシャーを感じなかったのに、うらやましい、とか、大変だけれど頑張りな、とか言われて、すごいことになったな、と後で気付きました(笑)。さらに稽古に入ると自分の『できなさ』を痛感…。頑張ってしがみついていかなきゃ」と熱く意気込む。

 積極的に役作り

 伝説の熊猟師の家系に生まれた、多根彦と、一(はじめ、井上芳雄)の兄弟を核にして語られる、自然(あるいは獣)と人間の物語。越後(新潟)の熊撃ち名人で、石油資源をめぐる謀略にも巻き込まれた高祖父を持つ。それから代々続く自然界との「因縁」を兄弟は背負い、一はライフル射撃のスター選手、多根彦は石油も扱う商社のエリート社員に。はじめは兄に憧れるかわいい弟だった多根彦。だが、あらがえない因縁ゆえか、後半にかけ、一と多根彦の関係は大きく揺さぶられていく。

稽古場で蜷川幸雄や、共演する勝村政信らに積極的に役作りの教えを請う

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