ポップな映像と音楽できらびやかに彩られ、コッポラ監督が「コンテンポラリーな世界観」と表現する空気をまとった本作は、10月の東京国際映画祭のジャパンプレミアで上映された。チケットはわずか6分で完売したという。ちなみに冒頭のスマートフォンでの確認のお目当ては、一緒に来日した家族とのたわいないやり取りだったとか…。12月14日、全国公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:荻窪佳(けい)/SANKEI EXPRESS)
■Sofia Coppola 1971年5月14日、米ニューヨーク生まれ。2作目の監督作「ロスト・イン・トランスレーション」で米アカデミー賞脚本賞を受賞。99年にスパイク・ジョーンズ監督(44)と結婚したが、2003年に離婚。「ゴッドファーザー パート3」で女優デビュー。写真家、デザイナーとしても活躍。父は映画監督のフランシス・フォード・コッポラ(74)。