ラグビーは2019年に日本でW杯が開催されます。いうまでもなく、東京五輪・パラリンピックの前年です。そして、代表の皆さんは世界に少しでも近づくため、そして日本でラグビーをよりメジャーにしていくための使命感を持って戦っています。
最初は自分が役に立てるのか不安でしたが、同じような夢を追いかけるアスリートの仲間に出会うことができて、私もうれしく思いました。新たな経験や出会いを通じて、自らもまた成長していくことができればと思っています。(女子走り幅跳び選手 佐藤真海/SANKEI EXPRESS)
■さとう・まみ 1982年3月12日、宮城県気仙沼市生まれ。早大時代に骨肉腫を発症し、20歳のときに右足膝下を切断して義足生活に。大学3年だった2003年1月から高校時代以来の陸上競技を再開。女子走り幅跳びで04年アテネ大会から12年ロンドン大会まで3大会連続でパラリンピックに出場。今春にマークした5メートル02センチは義足選手の日本記録。サントリーに勤務する傍ら講演などでパラリンピックの普及・啓発にも取り組む。
会見動画「佐藤真海 パラリンピック女子陸上選手」(2013年10月29日)