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アイスランド紀行 大自然 氷が生きている (1/2ページ)

2013.11.15 12:08

アイスランド語で「森の滝」を意味するスコガフォスの上流にある滝。野の草が枯れはじめ、秋の終わりを告げている=10月11日、アイスランド(堀川亮子撮影)

アイスランド語で「森の滝」を意味するスコガフォスの上流にある滝。野の草が枯れはじめ、秋の終わりを告げている=10月11日、アイスランド(堀川亮子撮影)【拡大】

  • アイスランド最大の氷河湖であるヨークルサルロン。約1000年以上も前に形成された氷河から崩れ落ちた氷河が氷山となって浮かんでいる様は圧巻=10月13日、アイスランド(堀川亮子撮影)
  • 地熱発電所で発電した後に残る温泉水を利用、周辺の溶岩台地の景観を生かした温泉リゾート、ブルーラグーン=10月14日、アイスランド(堀川亮子撮影)
  • 5~10分おきに高さ30メートルほどの水柱を噴き上げる間欠泉。その瞬間をカメラに収めようと、周辺には今か今かと待ちわびる人たちが常に集まる=10月15日、アイスランド・ストロックル間欠泉(堀川亮子撮影)
  • 世界文化遺産である「シンクベトリル国立公園」は、地球の割れ目が地上に露出した極めて珍しい大地が一望できる。割れ目を歩くことも可能だ=10月14日、アイスランド(堀川亮子撮影)
  • オーロラを見るためのバスツアーもあるが、運がよいと市内でも見ることができる=10月15日、アイスランド(堀川亮子撮影)
  • アイスランド・首都レイキャビック、ヨーロッパ最大の氷河「バトナヨークトル(バトナ氷河)」、世界文化遺産「シンクベトリル国立公園」

 北極圏にあるアイスランドは、200を超える火山に、国土の約10%が氷で覆われる。「火と氷の島」と呼ばれ、その共存しがたい組み合わせが、アイスランドの大自然をより魅力的に彩る。

 観光客でにぎわう夏を避け、紅葉シーズンも終わりを迎えようとしている10月中旬に首都、レイキャビクに降り立つと、ややひんやりとした風が出迎えてくれた。

 車で東エリアへ。目指すはヨーロッパ最大の氷河「バトナヨークトル(バトナ氷河)」だ。アイスランドでも人気の滝トップ10に入る「セリャランフォス」や「スコガフォス」、珍しい黒い砂浜などを楽しみながら、どこまでも続く地平線に向かって車で走る。

 灰色がかった厚い雲を恨めしそうに見ていると、「秋から冬の定番だ」と現地ドライバーが教えてくれた。人口の半分が首都圏に住んでおり、時折、小さな集落を見る以外、行き交う車もほとんどない。

 バトナ氷河はアイスランド国土の約8%を占め、麓に広がる氷河湖ヨークルサルロンには崩れ落ちた氷河が氷山となって浮かんでいる。氷河湖は海につながり、流された氷山が波に洗われ、大小の氷塊が砂浜に打ち寄せる。氷が生きものと感じられる不思議な場所だ。

豪快な水柱 大地の胎動感じて

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