会計検査院が2012年度の決算検査報告を提出しました。
Q 会計検査院は何をするところですか
A 税金や国債の発行で集めた国のお金が適正、有効に使われているかチェックする国の機関です。問題点が見つかれば、改善を求めます。毎年決算を調べ、秋に決算検査報告として首相に提出するほか、国会から検査要請のある事案はまとまり次第報告します。
Q 組織はどうなっていますか
A 外部からの制約を受けないように国会や内閣から独立しています。定員は1258人で多くが調査官として働き、中には理系の大学院出身者や公認会計士の資格を持つ人もいます。
調査を基に、3人の検査官が合議で最終的な意思決定をします。検査官は国会の同意で選ばれ、現在は、元検査院職員、学者、公認会計士で構成されています。
Q 調べる対象はどこですか