「ラブロフ外相は次のような慎重な発言をしています。ロシアは日本から積極的平和外交について説明を受け、それを理解した、と述べているのです。それ以上ではありません。しかし日本にとっては第一の同盟国である米国および軍事同盟を結んでいる豪州との間で行っている『2プラス2』という形は意味をもつものです。今日、それをロシアとも行っているのです。これは地域における主要問題が日中関係であることを考慮すれば、かなり重要な点です」
発表された声明には「中国の脅威」という言葉は見当たらない。そのうえ、ラブロフ外相は今回の会談が第三国に向けられたものではないことをはっきりとさせている。ただ、交渉を報道した日本の各メディアにはロシアにとっても中国が脅威であるとの指摘がなされた。日本側は地域の安全保障および北朝鮮の核問題やテロリズム、麻薬密輸、海賊などにおける国際安全保障におけるロシアと日本の立場を近付けるため、と今回の交渉の目的を説明している>(http://japanese.ruvr.ru/2013_11_07/124045554/)