2013.10.22 16:00
【Fashion Addict】
東京を舞台にしたファッションの祭典「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク東京」が、10月14日から6日間にわたって開催された。目玉は東京・渋谷の複合施設「渋谷ヒカリエ」などを主会場に、37ブランドが最新コレクションを発表する「東京コレクション」。華やかなショーでオープニングを飾ったのは、創業60周年を迎えたイタリアの老舗ブランド「MISSONI(ミッソーニ)」。松屋銀座の東京生活研究所ファッションディレクター、関本美弥子さんに最新ファッションの傾向を聞きつつ、今シーズンの東京コレクションを振り返った。
正統派のイメージ一新
豊かな色彩でファッション界に革命を起こし、世界中に多くのファンを持つミッソーニ。ショーは、9月のミラノコレクションでも披露した2014年春夏のウィメンズにメンズを加えた形で披露された。印象的だったのは、これまでのミッソーニらしいストライプ柄が息を潜め、幾何学模様のプリントやオリエンタルな雰囲気をミックスしたドレスが提案された点だ。