ジョブズ氏と開発した初期のパソコン「アップル II」の大ヒットで社の経営を軌道に乗せ、今日の地位を獲得した。
ヒッピー思想のジョブズ氏と対抗文化を尊ぶウォズニアック氏の常識を無視した型破りな発想がアップル大躍進の原動力になったが、ジョブズ氏との経営方針の違いからウォズニアック氏は76年に退社。
それでもインタビューでは「アップルは企業が巨大化しても、革新的であり続ける方法を見つけていたのだ」と述べ、自分が退社した後のアップルを評価した。
さらに、一昨年10月、56歳で急死したジョブズ氏がティム・クックCEO(52)を後継者に選んだことについて、ウォズニアック氏は「多かれ少なかれ、彼はティム・クックが(自分と同じ強い意志や)役割を担ってくれると信じ、後任に選んだのだろう」と評価。