伝説的な経営者、スティーブ・ジョブズ(1955~2011年)とともに米アップルを創業した米大物コンピューター・エンジニア、スティーブ・ウォズニアック氏(60)が8月26日、複数の欧米メディアのインタビューに応じ、人気のスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」が、米グーグルの基本ソフト(OS)を積んだ韓国サムスン電子製のスマホに大差を付けられ、株価低迷が続く古巣、アップルの尻をたたいた。
クック体制を擁護
「ジョブズはアップルが、社としてどういう製品を作るべきか、そして、優れた製品をどのように作るべきかについて、非常に強い意志を持っていた…」
ウォズニアック氏は英BBC放送に、盟友ジョブズ氏の経営姿勢やセンスをこう評価した。
米カリフォルニア州サンノゼ生まれのウォズニアック氏は1970年、米コンピューター大手ヒューレット・パッカードの夏季インターンで働いていたジョブズ氏と知り合い、76年、一緒にアップルを創業。