グローバルリーダーの育て方

グローバルリーダーの質は幼少期から育む 英語はインフラに過ぎない (3/3ページ)

龍芳乃
龍芳乃

グローバルリーダーになるための2つのテーマ

 さらに、英語の習得を前提として、グローバルリーダーになるための2つの重要なテーマがあります。

  • (1)インフラとしての英語教育
  • グローバルリーダーのインフラである英語習得に関してお子様のためにできること、国が取り組むべき英語教育改革、私ができる草の根活動
  • (2)STEAM人材
  • グローバルに活躍するために必要な素質「STEAM」人材

 「STEAM(スティーム)」は、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)にArts(教養教育)を加えた5つの領域を横断的に学習する教育方針です。Artsが入っているのが重要なポイントです。Uber(ウーバー)やAirbnb(エアビーアンドビー)など、アメリカ・シリコンバレーのスタートアップ企業が爆発的発展を遂げたのは、創業者自身がSTEAM人材だったからと言われています。

 GGISもSTEAM教育、「Art to Science×体験型学習」をカリキュラムや行事が組みこんで、グローバルリーダーを幼少期から育てています。この連載では次回以降、どんなやり方でどんなふうにやっているのか、これから順を追ってお話させていただきますので、よろしくお付き合いください。

龍芳乃(りゅう・よしの)
龍芳乃(りゅう・よしの) 株式会社G&G 代表取締役
日・英・中のトライリンガル。大学卒業後、PR会社、外資系コンサルティング会社を経て2013年に起業。世界で通じる「人間力」の基礎を育む「GG International School」を経営。「Art to Science」をベースに0歳から小学校高学年まで学べるプログラムを用意し、人格形成の根幹となる揺るぎない自信を育んでいる。2児の母。

【グローバルリーダーの育て方】は、100%英語環境の保育園やアフタースクールを経営する女性社長・龍芳乃さんが、子供が世界で通じる「人間力」「国際競争力」をどう養っていくべきかを説く連載コラムです。アーカイブはこちら。

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