フロントのカウンターには恐竜型2体、女性型1体のロボット。声に合わせて口や体を動かし、お辞儀やまばたきもする。空中に浮かび上がった3Dホログラムをタッチしながらチェックインする仕掛けもある。現在、施設内では25種類約230のロボットが稼働し、客室コンシェルジュやポーター、清掃、クローク、庭の芝刈りなど実にさまざまな業務に就いており、まさに「次世代型ホテル」と言える。
「『変なホテル』は本当に『変な』わけではなく、『変わり続ける』というコンセプトから名付けられたもの。最先端のITをいち早く取り入れ、それをお客さまに楽しんで使ってもらいたい、そして未来を感じてもらう。ホテル内に新たに設けた『スマート・コンビニ』もいずれ訪れるであろう、一歩先の姿を体感してもらうため全国に先んじて本格運用に踏み切った」と大江岳世志総支配人は語る。