■一流は「スターの時間」を優先、飲み会は最低限
「スターの時間」を活用する
それともうひとつ、自分にとって一番調子の良い時間帯を知り、そこでとくに集中力を要する仕事をすることも生産性を上げる意味では大切です。私はその時間を「スターの時間」と呼んでいます。これまでお会いした多くの有能な経営者やビジネスパーソンの共通点は、こうした何かに没頭する時間を持っていることです。
私の場合だと、断然、朝の時間帯が「スターの時間」で、集中力が必要な原稿を書くことなどをやっています。人により「スターの時間」は違うので、自身にとって最善の時間を知ることです。
さらには、体調を整えておくことも大切です。
体調が悪いと何もできませんね。私は、仕事柄、夜の会食は多いのですが、時間の節約と体調管理のために2次会には原則行かないと決めています(一流のビジネスパーソンにはそう決めている人も多いです)。
そうすれば、夜も早く眠れますし、自分の「スターの時間」である朝にフル回転することができます。皆さんも、時間を有効活用して、良質のアウトプットをたくさん出してくださいね。
(経営コンサルタント 小宮一慶=文)(PRESIDENT Online)