毎年繰り広げられる就職活動をめぐっては、企業や政府の一部から通年採用などといった変更が必要との提案もある。これに対して榊原会長は「毎年春の入社が約9割を占め、雇用慣行になっている」との考えを示した。
一方、学生からは「指針を守らない企業が圧倒的多数で指針は有名無実。自分で企業動向を見ながら就活を進めなくてはならない」といった冷めた声も聞かれる。
企業や就職情報会社が18年4月入社の採用活動に向け、施設の予約や、学生に日程を提示する必要に迫られていることから、このタイミングで経団連として就職日程を発表した。