「そんなバカな!?」驚きの声 晩婚・晩産・ひとり娘…“家計崩壊”の未来予想 (1/5ページ)


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 収入が低いわけじゃないのに、気付いたら毎月赤字家計。ボーナスを頼りにカード払いをしていたら、まさかのボーナスカット。老後に備えた貯蓄どころじゃない--。そんな家計を改善します。

 長尾家の家計簿改善 BEFORE⇒AFTER [年収:1250万円]

 家族構成 夫(45歳・インテリアコーディネーター)、妻(46歳・システム開発会社勤務)、娘(9歳)

 年収 夫:630万円、妻:618万円/手取り=夫:504万円、妻:494万円

 ボーナス (妻のみ)夏=49万円/冬=49万円 相談時の貯蓄額 180万円

 「そんなバカな!?」--長尾さん夫妻がそろって驚きの声を上げたのも無理はない。45歳の夫が65歳になるまで、どれくらい世帯収入・支出があり、どれくらい貯蓄が残るかというライフプラン・シミュレーションをしたら、“家計崩壊”の現実を突き付けられたのだから。

 具体的には、こうだ。夫妻がいま考えているライフプランのまま生活していくと、6年後の夫51歳時には、マイナス約40万円の負債超過になり、20年後の65歳時には、それが約4000万円に膨れ上がるというのだ。

キーワードとして浮かび上がってきたのは「晩婚・晩産」そして「ひとりっ子」