江戸時代、最上川流域は紅花産地として栄え、「山形の紅花」は口紅、頬紅、染料といった用途で京都や大阪で重宝されました。
現在も加工用や切り花用として栽培されている紅花を「食べること」に注目しているのが、生産者であり、研究者でもある白鷹町の青木勝助さん(82)です。
紅花は、花も菜の部分を食べることができるのですが、青木さんは奥さんと一緒に紅花料理を考案しています。そのひとつの「紅花若菜の三・五・八漬け」は山形県知事から賞をもらったこともあります。
青木さんと親交があり、紅花の食材効果を研究している東北公益文科大学教授で医学博士の平松緑さんによると、紅花には血液の流れを良くする作用、免疫力を高める作用、抗酸化作用があり、アンチエイジングはもちろん、健康維持のための栄養が多く含まれているそうです。
「紅花を食べて健康に」と各地で料理教室も開いている青木さん夫妻には、国内メディアだけでなく海外からも取材がくるほどです。
見てよし! つけてよし! 食べてよし! のを紅花7月11、12の両日開催されるのやまがた紅花まつりで体験してくださいね。
<プロフィル>
きくち・きみこ NHK山形放送局を経て、小学校教師に転身。その後フリーアナウンサーとして、司会をメインに活動。
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