「無痛分娩」日本でも関心高まる 回復早く高齢出産のリスク軽減 (5/5ページ)

2014.9.27 17:02

 ■痛みコントロール

 東京都世田谷区の主婦、村瀬久代さん(38)は8月、第3子を無痛分娩(ぶんべん)で出産した。午後7時ごろに陣痛が始まり、生まれたのは翌日の午前7時27分。「助産師さんのチェックや麻酔量を調整するとき以外はウトウトしながら出産までの時間を過ごした」。痛みはコントロールされていたという。

 第1子は自然分娩だったが、痛みに苦しみ大量出血し、約30時間の難産に。第2子以降、無痛分娩を選んだ。「無痛分娩がなかったら、また出産しようとは思わなかった」と振り返る。

 世田谷区の主婦、千屋由希子さん(41)は8月に第1子を無痛分娩で出産。「年齢も高いので安心できる環境で産みたかった」と説明する。産後も楽で、お見舞いに来た友人からは「なんでそんなに元気なの?」と驚かれた。

 2人は無痛分娩専門の東京マザーズクリニック(世田谷区)で出産。開院した平成24年の分娩件数は約250件だったが、26年は400件に達する見通しで、年々利用者は増えている。

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