流通大手のイオン(千葉市美浜区)は24年、同社の電子マネー「WAON(ワオン)」を使ったサービス「からだメモリ」を始めた。会員登録することで総合スーパー内の調剤薬局「イオン薬局」約220店舗で利用できる。
薬を受け取る際、薬剤師にワオンを渡すと処方された薬の情報が記録され、服薬指導も受けられる。専用サイトでは薬の飲み方の確認や服薬状況の記録などが可能。健康診断の結果や食事、運動、睡眠の状況などを記録し、自身の健康管理にも活用できる。
買い物ついでに薬局に立ち寄る人が多く、同社では「利用は徐々に増えている」(広報担当者)と手応えを話す。