おいしい飲み方の講習も盛んだ。商社などでつくる「ジャマイカコーヒー輸入協議会」(神戸市中央区)は、ブルーマウンテンをハンドドリップでいれる体験会を開催。都内の2つのレストランと提携し、10月に来店した客の希望に応じ、店員がいれ方を伝授する。
今月24日に開いたプレイベントでは、コーヒーマイスターらが時間をかけてコーヒーの味を引き出す湯の注ぎ方やコーヒーメーカーの選び方を講習。担当者は「ブルーマウンテンの名前は知っていても詳しく知らない人が多い。30、40代を中心に第三の波に関心がある人もいて、品種の個性を楽しみたいという人が多かった」と話している。
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2種飲み比べ、好み見つける
国際ソムリエ協会会長で『珈琲ブック』などを監修した田崎真也さん(55)の話「これからコーヒーを知りたいという人は、苦みがしっかりとしたマンデリン(インドネシア)やサントス(ブラジル)と、酸味が強く華やかなモカ(エチオピアなど)を飲み比べ、自分の好みを見つけるといい。