次に簡単なのは(2)だ。たまっているレシート類、洋服ダンスの古い洋服を1枚捨てるだけでも10秒かからない。捨てる対象は「今、使っていないモノ」を基準にするといいという。「高価だったし、いつか使うかもしれないモノ」でも1年以内に使わなかったモノは「人生を変えると思って思い切って捨てて」(今村さん)。
10秒でできる掃除は多くある。パジャマをたたむ▽本を棚に戻す▽床を拭く▽歯磨きのついでにシンクを拭く-など思いつく掃除を何でもいいので、無理せず楽に毎朝続けることが大事だ。
面倒でもとりあえず10秒だけやれば、そのまま掃除を続けたくなることもある。そうなったときは10秒とは言わず、集中力に任せて一気に掃除を進めるといい。
毎日、掃除を意識できるようになれば、朝以外にも掃除をしたくなってくる。掃除をしたい気持ちになったら時間を問わず、細切れに実践してもいい。