まず1つ目は、「補正」です。最近はデジタルカメラで撮影するケースが多いので、デジタル補正が可能です。顔色や輪郭、目の大きさなど、あらゆる補正を施すことが可能です。さらには、目の中に光を飛ばすこともできるのです。こうなると、目がきらきらと輝いて、印象が良くなります(少なくとも、よくなったように思える)。
少しでも履歴書の印象を良くしたいと思い、まるでアイドルやモデルのプロフィール写真のようにこだわっているのです。中には10枚セット(撮影・修正作業等も含む)で、2万円ほどするところもあるようです。
2つ目は、就活生本人の「心持ち」です。
就職活動の難しさとして、不合格の理由を伝えられないという点が挙げられます。不合格になった際、無数の理由が考えられてしまい、就活生は何が悪かったのかと頭を抱えてしまいます。書類のみで不合格になった場合も同じです。大学名なのか、学部なのか、研究なのか。みんな悩んでいるのです。