19年ぶり日本出身横綱 第72代横綱稀勢の里、横綱昇進伝達式 口上は「横綱の名に恥じぬよう精進」

2017.1.25 09:56

使者から横綱昇進の伝達を受け、受諾の口上を述べる稀勢の里=東京都千代田区(撮影・山田俊介)
使者から横綱昇進の伝達を受け、受諾の口上を述べる稀勢の里=東京都千代田区(撮影・山田俊介)【拡大】

  • 横綱に昇進し、笑顔でタイを手にする稀勢の里=25日午前、東京都内のホテル
  • 横綱に昇進し、タイを手に記念写真に納まる稀勢の里(前列中央)と田子ノ浦親方夫妻=25日午前、東京都内のホテル
  • 使者から横綱昇進の伝達を受ける稀勢の里(左2人目)=東京都千代田区(撮影・山田俊介)

 大相撲・田子ノ浦部屋の稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身=の横綱昇進伝達式が25日、東京都内のホテルで開かれ、稀勢の里は口上で「謹んでお受けいたします。横綱の名に恥じぬよう精進いたします。本日はありがとうございます」と述べた。四字熟語は使わなかった。

 日本相撲協会は大相撲春場所の番付編成会議と臨時理事会を開き、稀勢の里の横綱昇進を決定。使者の春日野理事(元関脇栃乃和歌)と高田川審判委員(元関脇安芸乃島)を派遣し、午前9時半ごろから伝達式が行われた。稀勢の里は、緊張した面持ちで式に臨み、口上ははっきりと大きな声で力強く述べた。

 稀勢の里は22日に千秋楽を迎えた1月場所で、14勝1敗の成績を収め初優勝。これまでの安定感を高く評価され、23日に横綱審議委員会が全会一致で横綱に推薦していた。

 横綱誕生は2014年の鶴竜以来3年ぶりで、日本出身力士としては、1998年の3代目若乃花以来19年ぶり。新入幕から所要73場所での昇進は昭和以降で最も遅い。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。