テレビ朝日系の人気医療ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第4シリーズが10月13日、スタートする。4日にテレビ朝日(東京都港区)で行われた制作発表会見には、主人公の大門未知子役を演じる米倉涼子(41)ら主要キャスト陣が出席。米倉は「今回も申し分ない仲間たちと一緒に一匹狼(おおかみ)を貫いていきたい」と意気込みを語った。
同作は、孤高の天才外科医である大門未知子が、医者たちの欲望渦巻く病院にメスを入れる医療ドラマ。今回の舞台は国内最高峰の大学病院「東帝大学病院」。未知子は「私、失敗しないので」の決めぜりふとともに、病院の格付けばかりに躍起になる“白い巨塔”に立ち向かう。
平成26年に放送された第3シリーズが平均視聴率22・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高水準の数字を記録するなど、米倉の代表作となった今作。米倉は「最近は道を歩いていても、『大門未知子だ!』と言われる方が多い。今後もこの作品を大事にしていきたい」と、笑顔で語った。
この日は、未知子の宿敵である蛭間役を演じる西田敏行(68)も出席。今年1月末から頸椎(けいつい)亜脱臼と胆嚢(たんのう)炎のため、約4カ月半にわたり入院していたという西田は「入院についても、いろいろネットのニュースで書かれて、『シャブ隠しのために入院したらしいぞ』とまで言われた。私は“シャブ中”ではございませんので、一つよろしくお願いします」と冗談混じりに語り、ネット上の噂を否定した。