謎の深海生物ダイオウグソクムシが脱皮! 3年以上の断食続ける「No.5」 (1/2ページ)

2016.2.15 18:30

脱皮して赤褐色の皮膚を現すダイオウグソクムシ=三重県鳥羽市の鳥羽水族館(同水族館提供)

脱皮して赤褐色の皮膚を現すダイオウグソクムシ=三重県鳥羽市の鳥羽水族館(同水族館提供)【拡大】

  • 国内で初めて脱皮が確認されたダイオウグソクムシ=三重県鳥羽市の鳥羽水族館(同水族館提供)

 鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で13日、飼育中の深海生物「ダイオウグソクムシ」の脱皮が国内で初めて確認された。同館は脱皮時の動画撮影にも成功しており、ホームページで「謎に満ちたダイオウグソクシの習性を明らかにするデータのひとつになるのでは」と期待を寄せている。

 同館のホームページなどによると、脱皮を確認したのは雄の「No.5」(体長約25センチ、体重約1・2キロ)と呼んでいるダイオウグソクムシ。正月ごろから徐々に体の前半分の白化が進行し、脱皮の兆候とみて観察していた。

 12日午前7時半ごろ、見回りに来た飼育スタッフが、体の後半部の脱皮に気が付いたという。

 同館では、平成19年9月にメキシコ湾の海底800メートルで捕獲されて入館したダイオウグソクムシに「No.1」と名付けて飼育。5年以上の絶食記録を残して26年2月に死んだ。

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