■「小さなアラスカ」紹介
北海道の北部、遠別(えんべつ)町で農業をしながら動物の写真を撮り続けているプロカメラマン、泊和幸さん(60)が中央区銀座のギャラリーミハラヤで写真展「海ワシ物語」を、26日から11月1日まで開催。「小さなアラスカ」とたとえる地元の大自然を舞台にした動物たちの驚きの写真が紹介される。(松垣透)
泊さんは、札幌、旭川、帯広と北海道で写真展を続けてきた。
「東京での写真展は初めて。見せたい写真は山ほどありますが、いろいろな人に北海道の豊かな自然を見てもらいたい」と、2カ月かけ、これまで撮影してきた膨大な数の写真から展示する32点を絞ったという。
今回の写真展は写真集「海ワシ物語」(源草社)の出版を記念して行われる。北海道では、オジロワシの子育ての様子をはじめ、オオワシとキタキツネの戦いなど、目にすることのない驚きの写真の数々が大評判となり、今回の銀座での写真展になった。