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≪国際社会に貢献するグローバルリーダーを≫
真の国際人を育成し、国際社会に貢献できる大学を目指す。そのために(1)海外への学生派遣の拡大(2)外国人留学生の受け入れの拡大などに取り組む。
--24年には全ての学生が海外を経験して卒業する
「自ら考え、行動し、世界とともに生きる新しいグローバルリーダーを輩出していくためだ。未知の世界で外国人と親しくなることは自分を見つめ直すチャンスだ。生かさない手はない。海外経験を促進するため、『立教大学グローバル奨学金』を来年度より設ける」
--留学生の受け入れは
「24年には現在の4倍の2000人に増やす。キャンパスのグローバル化を促進し、学生は日本にいながら世界の多様な文化、言葉にふれることができる」
--立教が考えるグローバル人材とは
「例えばアジアに行くと英語を話せるのはまだ一部。このため現地の言葉を理解し、自分の言葉で意思疎通を図らなければ一緒に仕事はできない。このように海外に行くと異質なもの同士が接触するわけで、プロジェクトを成し遂げるには他者と協働するコミュニケーション力やコラボレーション力、触媒力が求められる。その扉を開ける力を養う環境をつくった。リーダーとしての覚悟と能力を備えた人材を育成する」