【ロサンゼルス=中村将】末期がんで余命わずかと宣告され、「死ぬ前に映画『スター・ウォーズ』の最新作を見たい」と希望し、制作者側の配慮で今月5日に公開前の鑑賞が特別に認められた米テキサス州の男性が死去した。AP通信が10日、報じた。
男性は、ダニエル・フリートウッドさん(32)。スター・ウォーズの大ファンで、最新作「フォースの覚醒」が公開される12月18日まで生きられないかもしれないと、妻のアシュリーさんがツイッターでつぶやいたところ、出演者らの賛同もあって、自宅での鑑賞が実現した。
アシュリーさんは10日、フェイスブックに「ダニエルは安らかに息を引き取りました」と書き込んだ。