“世界一おいしい日本酒”を決める「SAKE COMPETITION 2015」の表彰式が14日、都内で行われ、「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」「Free Style」の全4部門の受賞者を発表。「純米大吟醸」のグランプリに鶴乃江酒造の「会津中将」が選ばれた。(文・カメラ 大竹信生)
4回目の開催となった今年は、全国335の酒蔵から世界最多となる1028点の日本酒が出品された。
昨年に続きプレゼンターを務めたサッカー元日本代表の中田英寿氏(38)は、「日本酒のことをもっと知りたいが、どれを飲めばいいかの分からないという人は多いと思います。こういう大会があることで入口が分かりやすくなるし、蔵元も販売につながる。双方にとって良い関係だと思います」とコンペを開催する意義を説明。お酒のたしなみ方については「僕は酔うことはないです。若いころはありましたけれどね。自分が飲める量をきちんとコントロールすることもマナー」と、節度をもって飲むことの大切さを語った。
同じくゲストとして登壇した女優の和久井映見さん(44)は「これからもたくさん、おいしいお酒をみなさんに届けて差し上げてください」と各部門の受賞者にエールを送った。