ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、最も顕著な業績を残したチームを対象とする表彰式「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2014」を開催し、「『妖怪ウォッチ』プロジェクトチーム」が最優秀賞を受賞した。
ゲームの枠を超えた社会現象を巻き起こし、日本を代表するクロスメディアプロジェクトになった点が評価された。ゲームを企画・開発したレベルファイブ(福岡市中央区)の日野晃博社長や、子供を中心に大人気の「ようかい体操第一」を作詞し振りつけを担当したラッキィ池田氏らが表彰された。
優秀賞には「震災復興」という一つの目的に基づき、日本最大級のボランティア母体に成長した「ふんばろう東日本支援プロジェクトチーム」、次世代車いすを作った「WHILLプロジェクトチーム」が受賞した。
顕彰制度は「チームにスポットを当てることで、日本全体にチームワークの大切さを浸透させること」(斎藤孝委員長)を目的としたもので、今年で7回目。これまで最優秀賞には小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトチーム(JAXA、2010年)や、東武タワースカイツリー運営チーム(12年)などが受賞している。