タカラトミーアーツ(葛飾区)も、昨年から展開する大人向けガチャブランド「パンダの穴」シリーズが100万個を突破した。ロダンの「考える人」をモチーフにした「考えない人」や、自由の女神をアレンジした「自由すぎる女神」などが好調。同社ガチャ・キャンディ事業部長の上原茂樹さんは「既存のキャラクターを使わない分だけ品質を上げることができ、大人の目に耐えられる商品を作れる」と説明する。
検索サイトも開設
こうした大人向けガチャに共通するのは、くすっと笑えてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で話題にできる面白さだ。「『こんなところに置いてみた』と、皆さんが自由にアレンジしてSNSで共有される。ネットとの相性がすごくいい」とバンダイの福田さん。