「3年前にローソンに入社したときに、ローソン100にも研修に行った。通常のローソンにも、NHKの『ボス潜入』という番組で店舗で勉強した。ストア100は、商圏も広く、暮らしを支えているという方が多かった。店を閉めてリストラをしたときには、レギュラーローソンより、100のほうがお客様からお困りの声をいただいた。商事が株主に入ったこともありますが、電力料金はまちエネというところと契約して、安価な電力を供給する。人件費は今いらっしゃる方が長く勤めていただけるように、福利厚生を考えていきたい。旅行、ユナイテッドシネマなど、いろいろなサービスを検討していきたい。シニアや外国人の方が働きやすいように、外国人専用、シニア専用の研修制度も必要ではないか。店舗の生産性の向上にも取り組んでいかないと行けない」
「あとは機械化。デジタルで巻いていけるところは巻いていこうじゃないかと。本部にいると、オペレーションの改善について話が上がってくるのは、デジタルにかかわるところが非常に多い。ポスレジの外国語対応とか。しかし、実際の店舗では、高校生からシニアまでみんなができる仕事は本部に上がってこない。『からあげクン』は31年間、作り方がほとんど変わっていない。ボタンを押せば、からあげクンが自動でできるとか、変えられないか。今、投資のコストなどを考えて、仕分けをしながら、店舗でできる仕事を機械化しようとしている。営業時間については、われわれのお店は、皆さん、同じ看板を付けている。時間が違ってくると、お客さまの混乱を招くことになる。必ず開いている他チェーンに流れてしまう恐れがある。オーナーさんとクルーさんと一緒になって、店舗で必要なマンパワーを下げて、24時間体制でできるところはやっていきたい」