このAR perfomersがユニークなのは、観客のコメントやリアクションにCGのキャラクターがリアルタムで反応すること。今年1月に江東区有明で開催されたファーストライブでは、会場から募った質問のその場で答えて実在感を強くアピールしていた。ダンスや身振りなどの動きをその場でコンピューターに読み込ませ、キャラクターたちに伝えるパフォーマーがいて、展開に合わせて声をあてる声優もいて成り立つリアルタイムのコミュニケーション。あらかじめ決められているキャラクターの演技に俳優が合わせる超歌舞伎より、自由なステージを作り出せる。
ユークスではファーストライブの好評を受け、7月22日と23日に、前回と同じデファ有明で第2回となるライブ「ARP 2nd A’LIVE」を開催する。シンジ、レベルクロス、レオンは今春、エイベックスとアーティスト契約を結んでCDをリリースした。バーチャルなキャラクターながらもリアルな存在として認められた格好。半年ぶりとなるライブでは、毎回確実に進化している技術力と、よりプロ意識が高まったメンバーによって、前回を超えるパフォーマンスが見られそうだ。