営業支援を手掛けるアイドマ・ホールディングス(東京都豊島区)は、運営する在宅ワーク総合支援サイト「ママワークス」で「在宅ワークワンポイント動画講座」を公開した。在宅ワーカーに対する教育支援の一環でスキル向上を目指す。
同社が制作したオリジナル動画で、在宅ワークに多い職種である、ライティングやコールスタッフなどの実践的なテクニックのほか、在宅ワーカーのリアルな声が聞ける座談会も盛り込んだ。会員登録すれば無料で受講できる。「在宅ワーク基礎講座」「働く現場を整えよう」「確定申告」「メールのマナー」など盛りだくさんの内容で順次、コンテンツを追加する。
在宅ワーカーのスキルアップだけでなく、不安解消も目的としている。今後、光回線「在宅ひかり」や格安パソコンのレンタルなどの就労サービスも整備する。採用企業向けには在宅ワーカーを管理できる自社開発システム「メンバーズ」の提供などを通して活性化に取り組む。
人口減少に伴い、働き手が減少していく中で、女性の社会進出が求められている。一方、待機児童が急増し、働きたくても働けない母親の増加が社会問題化している。
同社は在宅ワーカーの活用を促すため、希望者の知識やビジネススキルの向上が急務と考え、継続的な教育支援に力を入れていく。