【開発物語】金太郎ホーム 賃貸マンション「ヒルズシリーズ」(2-1) (1/3ページ)

2017.1.30 05:00

金太郎ホームが千葉市内で手掛けた賃貸マンションの一例
金太郎ホームが千葉市内で手掛けた賃貸マンションの一例【拡大】

  • 金太郎ホームが千葉市内で手掛けた賃貸マンションの一例
  • 金太郎ホームが提供する家具付き部屋プロジェクトの一例
  • 台湾におけるセミナーで投資家に説明する金太郎ホームの佐々木社長

 ≪STORY≫

 ■得意分野絞り「最適価格と最高品質」

 投資目的でマンションやアパートを購入する人が増えている。金太郎ホームは、低コスト・高利回りの賃貸マンション「ヒルズシリーズ」への投資を提案し、業績を急拡大させている。営業地域を限定し、短い工期・高品質の重量鉄骨造りの建物を提供することで、賃貸マンション経営を黒字化した。

 「BEST PRICE&BEST QUALITY」(最適価格と最高品質)。ヒルズシリーズが目指すキャッチフレーズに、佐々木数修都(かずひろ)社長の思いが込められている。

                  ◇

 ヒルズシリーズの販売は、千葉・幕張にある本社から車で30分以内の商圏に限られている。「大きい仕事も断る。小さな仕事も断る。重量鉄骨造りで4~10階建ての中低層賃貸マンションだけを受注する」(佐々木社長)。ターゲットを得意分野に絞り込み、商品力、サービスの向上に磨きをかけた。

 具体的には、建物のサイズや規格の標準化、作業効率化を図ることで、品質を落とすことなく工期を同業他社の約3分の2に縮めるなどして、建築コストを3割以上削減した。コストが下がれば、年間家賃収入を土地・建物の調達でかかった費用で割った利回りは上がる。

 さらに、資金調達や物件管理、税金対策まで全て請け負う“ワンストップサービス”を売りにして、オーナーからの信頼を得た。

 最終的には、土地・建物を売却することで資金回収を提案する。建設会社というより、不動産コンサルタントに近い。「少ないお金でどれだけ多くのお金を生み出せるか。それを積極的に提案する」(佐々木社長)。会社の業績は着実に伸びた。2013年度の第19回「千葉元気印企業大賞」では、奨励賞を受賞した。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。