ベンチャー向け「新事業育成資金」融資が最高　前年に比べ倍増　新規事業開発が活発化 (2/2ページ)

　同公庫では昨年、東京と大阪に「新事業・ベンチャー支援センター」を新設。今年７月には仙台と名古屋、福岡の３支店に新事業・ベンチャー推進担当を配置した。

　国内ではベンチャーを対象にした投資活動が活発化している。ＡＩ（人工知能）やＩｏＴ（モノのインターネット）をはじめ先端技術を短期間で手に入れるため、大手企業が積極的に出資しているのが理由だ。

　こうした傾向は今後も続くとみられており、同公庫は新事業育成資金融資の拡大を中心に、中小・ベンチャーへの支援を強化する考えだ。