日本電機工業会(JEMA)が26日発表した8月の白物家電の出荷額は、台風の影響などでルームエアコンや冷蔵庫の販売が伸びず、前年同月比4.2%減の1785億円で2カ月ぶりのマイナスだった。
ルームエアコンは12.3%減の519億円、冷蔵庫は6.0%減の411億円だった。一方で洗濯機は8.1%増の252億円で2カ月連続でプラスだった。
4月から8月までの累計出荷額は1.8%増で前年を上回る水準を維持している。JEMAの家電部調査統計課は「今夏は猛暑が長く続かず、出荷額は昨年並みだった。エアコン販売が終わる9月以降も昨年並みに進むのか動向を注視したい」としている。