ソニー・インタラクティブエンタテインメントのアンドリュー・ハウス社長兼グローバル最高経営責任者(CEO)は15日、産経新聞の取材に応じ、平成28年度中に「プレイステーション(PS)4」の累計販売台数を6千万台以上とする考えを示した。
--PS4の販売台数が5月に累計4千万台を突破した
「利用者が購入しやすい価格に設定したのが大きい。また、ゲームクリエイターとの関係を深めたことで、良いコンテンツをそろえることができた」
--販売好調の中で新型モデルと仮想現実(VR)端末の発売が始まる
「4K対応機は現実世界に近い映像を実現した。利用者に新たなゲーム体験を提供するVRにも期待している。PS4は今年度末までに累計6千万台以上の販売を目指したい」
--事業の課題は
「娯楽の選択肢が広がっており、当社としても危機感を感じている。今回のVRなど全く新しい楽しみ方を提供するのが重要だ」