1979年に発売されたカセットテープ利用の初代ウォークマンは3万3000円で、2015年発売の最上位モデルは市場想定価格が11万880円。一挙に3倍近く高価なウォークマンを投入するが、「音にこだわる若い層にも需要が見込める」と期待している。
このほかオーディオ機器の旗艦モデル「シグネチャーシリーズ」として発売するのは、薄膜マグネシウム振動板を採用し、通気の最適制御による邪魔な空間共鳴を排除したステレオヘッドホン「MDR-Z1R」(市場想定価格20万円)と、アナログ回路による信号補正で大出力時のデジタルノイズを低減させて豊かな音質を楽しめる据え置き型ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」(希望小売価格27万8000円)。