アサヒ飲料は北陸工場(富山県入善町)で使用している液化石油ガス(LPG)燃料を、2017年1月に全量、都市ガスに切り替える。都市ガスの原料とされる天然ガスは、他の化石燃料と比べ燃焼時に二酸化炭素(CO2)や窒素化合物(NOx)などの発生量が少なく、環境にやさしいエネルギーとされており、都市ガスへの転換で環境に配慮する。
同社によると、都市ガスへの転換で、同工場のCO2排出量は年間600トン削減できるという。
同社は明石工場(兵庫県明石市)など他の工場でも都市ガスや液化天然ガス(LNG)への切り替えを進めており、北陸工場で全7工場の使用燃料が全て天然ガスとなる。